なら国際映画祭ユース映画制作ワークショップへサポートスタッフ参加(プラットフォーム演習A)

2021.8.29

今年のプラットフォーム演習A(2年)の平松・近藤グループは、映画制作を行います。10月から開始される中島良監督の指導による映画制作演習とは別に、2021年8月15日~22日「なら国際映画祭ユース映画製作ワークショップ」へのスタッフ参加の企画がありました。

九州大学芸術工学部未来構想デザインコース2年の学生4人と平松千尋先生と近藤で、ボランティアスタッフとして前後の日程を含めて参加しました。

なら国際映画祭は、東京オリンピック記録映画撮影監督の河瀨直美さんがエグゼクティブ・ディレクター。ユース映画制作ワークショップは、次代の芸術の担い手を育成するために、18歳以下の子どもたちが映画制作を行うワークショップです。今年が4回目。

「奈良は1000年以上にわたって人々が作ってきたまち。現在、疫病や災害など未曾有なことが起きているけれども、歴史的な転換期に立ち会っていると考えて、1000年後につづく未来をつくっていこう。」という趣旨のあいさつを河瀨監督がされました。

スタッフミーティングでは、河瀨監督をはじめスタッフの方々が、子どもたち一人ひとりを細やかに把握されているのに、びっくり。一人ひとりの個性を生かし、参加者の自発的な思いが花開く作品になるように、大人が一丸となってサポートしていく様子に感心しました。 

九州大学未来構想デザインコースの学生たちは、カメラマンや荷物運び、会場設営その他、頑張りました。一日終わりのミーティングでも積極的に気づきを発表していました。

報告:近藤加代子(未来構想デザインコース教員)