未来構想デザインコース担当教員の研究室卒業の皆さんからのメッセージです。
森友楽さん
2016年 九州大学芸術工学部音響設計学科卒業
2016年 四季株式会社入社
現在のお仕事を教えてください。
四季株式会社の技術部で音響担当として働いています。四季の音響ではマイクをつけた俳優の声を調整する人(チーフ)、音楽を流す人(サブチーフ)、舞台袖でトラブルに対応する人(検聴)に分かれて本番を行っており、現在私はサブチーフとして作品に携わっています。ミュージカルという総合芸術において音という目に見えない分野から、より多くのお客様へ感動を伝えられるよう日々格闘しています。
学生時代について教えて下さい。
演劇やオーケストラなど複数のサークルで活動していました。また勧進企画でPanXの立ち上げメンバーとして参加したり、友人と新たな演劇団体を作ったりしました。こうしたイベントの際には演者としても裏方としても様々な立場から本番の舞台を作り上げていきました。複数の視点をもって活動できたことで今の自分に繋がっているように思います。
受験生に向けてのメッセージ。
「憧れ」というものが大なり小なり自分の中にあると思います。憧れは自身の原動力にもなりますが、どこかで「思ってたのと何か違うな……」と壁にぶつかってしまうこともあるでしょう。それを救えるのは視点の多さ、広さだと私は考えています。芸術工学部にはここを広げてくれるたくさんの学生が、職員さんが、先生がいます。ぜひいい仲間に出会ってください。