社会構想 一覧 « Design Futures / 九州大学芸術工学部 未来構想デザインコース https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/category/professor/interview-social-futures/ 挑戦的であることが、このコースの理念です。 Fri, 19 Jun 2026 04:00:24 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.5 古賀 徹 https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/interview2021_koga-2/ Mon, 10 May 2021 02:48:51 +0000 http://nejic.com/test/df/?p=1631 以下は未来構想デザインコース学生によるインタビューです。(教員・研究室ホームページはこちら) 研究内容について教えてください 哲学の研究をしています。哲学を研究する、とは実際にどういうことをするかというと、過去の哲学者が書いた哲学書を読み、それを踏まえて自分の考えを論理的に表現したり、新たな解釈を追加したりして、それらを論文として発表する、ということをしています。 また、哲学書というのは様々な国で...

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以下は未来構想デザインコース学生によるインタビューです。
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研究内容について教えてください

哲学の研究をしています。哲学を研究する、とは実際にどういうことをするかというと、過去の哲学者が書いた哲学書を読み、それを踏まえて自分の考えを論理的に表現したり、新たな解釈を追加したりして、それらを論文として発表する、ということをしています。

また、哲学書というのは様々な国で書かれ、多種多様な言語で書かれているのでそれらをできるだけその言語のまま読み、今まで出てきていなかった解釈をする、といったこともします。

先生は未来構想デザインコースをどういったところだと捉えていらっしゃいますか

新しい考え方を培い、これまでにないものを創造し、自分の理想像に基づいて何か新しい枠組みを作ることができる人を育成するところだと考えています。

芸術工学部の学生はすでに準備された枠組みの中でしか物事を考えることができておらず、そしてそういった枠組みから出ようとしていないな、と感じていました。建築がやりたい、文房具の設計がしたいといった人が多いのが良い例ですね。今の時点で、何か学生に文章を書かせても正解やお手本を探すばかりで、新しいものが生まれてこないのです。そういった枠組みを壊していろんなことを考えたり、感じたりして欲しいな、と考えています。そうでないと世の中にあるものの縮小再生産のようなものしか作れないのではないかと思います。

先生の専門分野はそれにどのように関連していますか

哲学は前提を疑い、本当にそれが価値のあるものでメリットがあるものなのかを考える学問なので、前提を壊そうとする考え方が関連しているのではないかと思います。

最後に未来構想デザインコースの学生へのメッセージをお願いします

今ある枠組みや前提を壊すことは自分の信じていたことが揺らいでしまうのでとても不安になってしまいますが、革新的なアイデアを産むためには確実に必要なことなので怖がらずに頑張って欲しいです。優等生はいらないので何か面白いものを作れる人になってください。(笑)

インタビュー・編集:阿南修平、中山弘一、山領早穂(未来構想デザインコース学生)

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中村 美亜 https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/interview2021_nakamura_mia/ Wed, 19 May 2021 23:31:31 +0000 http://nejic.com/test/df/?p=1661 以下は未来構想デザインコース学生によるインタビューです。(教員・研究室ホームページはこちら)(2024年2月8日のインタビュー記事はこちら;Click here for interview on 8 February 2024.) 研究内容について教えてください アートなどの表現活動をする際に、どういう場作りをすれば良いのかというプロジェクトをデザインしています。プロジェクトをデザインすることで人...

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以下は未来構想デザインコース学生によるインタビューです。
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2024年2月8日のインタビュー記事はこちらClick here for interview on 8 February 2024.

研究内容について教えてください

アートなどの表現活動をする際に、どういう場作りをすれば良いのかというプロジェクトをデザインしています。プロジェクトをデザインすることで人と人との関係性も変わっていきます。そして、そういったデザインを日常に落とし込む活動もしています。

例えば今、認知症の方々のケアについてのデザインをしています。認知症の方々には感情は残っているのにも関わらず、感じていることを上手く表現することができないのが大きな問題点です。ですので、認知症の方々にとって相手に感情を読み取ってもらえないことはとても辛いのです。ケアする側がその感情を理解することが出来たら、人間の相手をしているという事に向き合いながらケアできるのです。認知症の方々のケアサービスをデザインする際に、管理のデザインでなく、活き活きと生きていけるような部分をデザインしています。

中村先生にとっての未来構想デザインコースとは

私は、「人がクリエイティブだとハッピー」だと思っています。物やサービスをデザインする際、何かをするためのものをデザインするのではなく、人々が幸せになる場をデザインするということを大切にしています。また「未来構想」もそうですが、どんな言葉も最初は理解されないものなので、知らないうちに皆に理解される言葉になるのではないかと思っています。

研究内容と未来構想デザインコースの関係性

未来構想デザイン自体が私の研究内容だと思っています。未来構想デザインコースを立ち上げる際に関わった先生方のうちの1人なので、コース内容と私の研究内容は似ているのではないでしょうか。

未来構想デザインコースの学生へのメッセージ

常識と言われているものに対して疑問を持って欲しいです。また、その事の本質について考えてほしいですね。物事の本質についてアプローチしたい人に、未来構想デザインコースへぜひ来て欲しいです。

インタビュー・編集:山田悠介、金依寧、村本りずむ(未来構想デザインコース学生)

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田北 雅裕 https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/interview2021_takita/ Wed, 07 May 2025 00:10:32 +0000 https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/?p=3600 (教員・研究室ホームページはこちら) 研究内容を教えてください まちづくりを「社会的に孤立している人の関係や事象を、まち(地域社会・環境)という中間領域にひらき、支えること。また、居合わせた人たちと共に、日々の暮らしの課題を乗り越え、次の世代に希望をつないでいく実践」と定義し、実践・研究・教育に取り組んできました。 現在は、「人と人との間を補う技術」としてのコミュニケーションデザインの考え方を基礎...

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研究内容を教えてください

まちづくりを「社会的に孤立している人の関係や事象を、まち(地域社会・環境)という中間領域にひらき、支えること。また、居合わせた人たちと共に、日々の暮らしの課題を乗り越え、次の世代に希望をつないでいく実践」と定義し、実践・研究・教育に取り組んできました。

現在は、「人と人との間を補う技術」としてのコミュニケーションデザインの考え方を基礎としながら、社会福祉士としての立場も活かしつつ、主に子ども家庭福祉の現場において、多様な関係者と協働しながら課題を乗り越えていく実践および研究に重きを置いています。

具体的には、社会福祉の現場におけるコミュニケーションデザインや広報のあり方、子どもの権利を保障したり学んだりするためのコミュニケーションツールのデザイン等に、最近は取り組んでいます。

■田北先生にとっての「未来構想デザイン」とは

「さぁ、未来を構想しよう」と言われると、戸惑う人も少なくないかと思います。僕も同様です。でも、未来を「願い」とおきかえると、少し実感がわいてきます。「早くこの勉強を終わらせたい」とか「あの人と一緒にいたい」とか… 未来とは、そうした些細な願いの延長にあるものです。

そうした願いをひとりで考えるのか、誰かと一緒に考えるのか。あるいは、自分の願いなのか、それとも、大切な誰かの願いなのか…などによって、未来のかたちが変わってきます。

願いに優劣はないけれど、「未来構想デザイン」は、自分が思い描く願いの先に、自分以外の誰かにとってのかけがえのない願いが重なっていくような…、そういう行為ではないかと感じています。

未来構想デザインコースを志望する人へのメッセージ

あなたの願いが叶いますように!

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増田 展大 https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/%e5%a2%97%e7%94%b0-%e5%b1%95%e5%a4%a7/ Wed, 25 Sep 2024 01:07:09 +0000 https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/?p=3524 (教員・研究室ホームページはこちら) 研究内容について教えてください 美学・芸術学という学問を背景として、写真史・写真論を研究してきました。そこから広くは視覚文化、映像メディア、最近はメディアアートやデザイン(論)も含め、それぞれがどういった歴史をもち、影響を及ぼし、思考を喚起してきたのかといった点について考えています。基本的には、関連する書籍や論文を読んだり、歴史的な資料を調査したりする人文学の...

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研究内容について教えてください

美学・芸術学という学問を背景として、写真史・写真論を研究してきました。そこから広くは視覚文化、映像メディア、最近はメディアアートやデザイン(論)も含め、それぞれがどういった歴史をもち、影響を及ぼし、思考を喚起してきたのかといった点について考えています。基本的には、関連する書籍や論文を読んだり、歴史的な資料を調査したりする人文学の方法ですので、自身で作品制作やものづくりをすることはありません。ただ、その背景に控える思想や歴史について議論を交わしたり、文章のかたちにして発表しています。

増田先生の考える「未来構想デザイン」とはどのようなものです

未来構想デザインというと、なんだかゼロから新しいものを作るような印象も受けるのですが、そのためには歴史的な蓄積を知らないと始まらないと思います。過去に積み重ねられてきたことを知らなければ「新しい」ものを思い描くことは難しいですし、また新しいと思っていたものが案外、過去の事例や他の分野の実践と、ときに思わぬ仕方でつながることも少なくありません。そうして多面的に思考する視座を深めるためにも、アート・デザイン、情報・生命科学、社会構想といった、さまざまな分野の専門家が所属している未来構想は最適な場所だと思います。

未来の学生へのメッセージ

なにも学問に限りませんが、自分の興味のあることを掘り下げるため、大学という場所を最大限、利用したら良いと思います。また、そのような関心を現段階で決めつけることなく、今は知らない領域へと視野を広げ、実際に手や足を伸ばしてみてください。デザインを学んだり実践したりするうえで、無駄や不要になる知識や経験はないはずですし、そうした関心や経験の幅を広げると、いつか(大学の卒業後も)きっと活かされると思います。

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LOH Wei Leong https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/interview2021_loh/ Fri, 07 May 2021 09:13:20 +0000 https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/?p=1590 未来構想デザインコース担当教員へのインタビューです。 LOH 先生の研究内容を教えてください 私の専門はデザイン教育です。デザイン教育を通じて、教育的なインパクトを及ぼすことを目指しています。大学のデザイン教育と、小中学校のデザイン教育は異なります。大学でのデザイン教育はデザイナーを育てますが、小中学校のデザイン教育は、問題解決力と実践力を養うために行われています。時代に合わせて、デザイン教育は変...

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未来構想デザインコース担当教員へのインタビューです。

LOH 先生の研究内容を教えてください

私の専門はデザイン教育です。デザイン教育を通じて、教育的なインパクトを及ぼすことを目指しています。大学のデザイン教育と、小中学校のデザイン教育は異なります。大学でのデザイン教育はデザイナーを育てますが、小中学校のデザイン教育は、問題解決力と実践力を養うために行われています。時代に合わせて、デザイン教育は変化し続けています。私は特に日本のプロダクトデザイン教育について研究してきました。そして、デザイン教育を通じて学生の思考力を高めることに興味を持ち、7年前から小中学校のデザイン教育を中心に研究し始めました。

日本では小中学校のデザイン教育はあまりありませんが、海外の子どもたちはしばしばデザイン活動をします。例えば、オランダ、フランス、イギリスなど海外の学生はよくデザインプロセスを利用して身近な問題を発見し解決したり、芸術性のあるプロダクトを作ったりします。デザインする時、情報収集として利用者に聞き取り調査などをして、高いレベルの思考力を身につけることができます。最近は海外のデザイン教育の内容とやり方を調査して、日本の先生と協力して活用する方法も検討しています。また、新しいテキストと教具のデザインもしています。つまり、私の研究は「design in education」 と「design for education」の両方をやっています。

LOH 先生から見る未来構想デザインコースとは

未来構想デザインコースは今までのやり方と違います。本来はデザインする時に個別でやります。例えば、インダストリアルデザインであれば、インダストリアルデザイン関連の知識が重要視されます。未来構想デザインコースの考え方は、さまざまな分野の知識を統合しなければ社会問題を解決することは難しいということです。例えば、子どもの教育については、教育の専門家だけでなく、他の分野の専門家も集まって、一緒に新しい学びのあり方を考えています。自分の知識を活かすだけではなく、多分野の専門家と協力したりすることができるのは素晴らしいことだと思います。未来構想デザインコースは今からの社会問題を発見して、横断的なやり方で挑戦するコースです。

来構想デザインコースを志望する人へのメッセージ

英語にはこんな比喩があります。“Jack of all trades, master of none.” これは、一つの技術に集中して専門性を高めるのではなく、多くの技術に手を出している人のことを指す言葉です。確かに、芸工の他のコースと違って、未来構想デザインコースではさまざまな分野の先生方を集めています。しかし、未来構想デザインコースの学生は “Jack of all trades” ではありません。一つの分野に集中して深く学びたいと思えば、それも可能です。「心配しないてください」と伝えたいです。

インタビュー・編集:山田悠介、村本りずむ、金依寧(未来構想デザインコース学生)

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