近未来の社会、経済、政治、科学技術などの動向に関する情報を網羅的に収集・分析し、その詳細な結果に基づいて、あり得る未来の姿を想定し、その未来世界における理想的な生活、環境、プロダクトなどをデザインし、それが実現した世界を可視化する手法をビジョンデザインと呼んでいます。これまで、産学共同プロジェクトとして、トヨタ自動車九州と共同で「2030年のモビリティ」、またLINE福岡と共同で「2030年の福岡の快適なコミュニケーション」をテーマにビジョンデザインプロジェクトを実施しました。このように未来のビジョンを可視化することで、未来から今に遡って具体的なデザインを考え、理想的な未来をつくろうとするアプローチをバックキャスティングと言います。
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