丸山修先生

2021.5.7

未来構想デザインコース担当教員へのインタビューです。

研究内容について教えてください

情報科学の手法を道具にして、DNA配列など実験で得られたデータの背後に潜む規則や法則などを推定する手法などの研究をしています。生物やその細胞のメカニズムは、自然が自然に作り上げた自然なデザインです。これらは合理性や頑健性が高いデザインと言えるかもしれません。また、人類が認識してない驚きの仕組みがあるかもしれません。このような自然界に既に存在しているがしかし未知であるデザインを情報科学の技を使って解き明かしたいと考えています。例えば、DNA配列は特定の立体構造を動的に取ることにより機能を発揮しています。このメカニズムやデザインの解明は大きな貢献になります。

丸山先生の考える未来構想デザインコースとは

デザインの対象を限定しないことではないかと思います。皆さんが取り組む問題は何でもよく、数理的、アート的、現実的な捉え方の方法を身に着けることにより、柔軟に設計や提案が出来る人になる機会を与えるところと思っています。それ故、このコースの学生さんには、興味あることに取り組んでほしいです。大学の授業はあくまでもきっかけに過ぎないと思います。それ以外の時間は自分のやってみたいことに突っ込んで吟味したり挑戦したりして「これは!」と思うものを見つけてほしいですね。自ら求めないとそれはやってこないです。

先生の分野は未来構想デザインにどのようにかかわっているか

数理的な分野を担当しています。具体的には、情報科学の講義の担当です。数理的・科学的に物事を捉え、それを説得のプロセス等で活用することは、様々な場面で役立つ大切な技と思います。また、プログラミングが出来ることも大きな武器になり得ます。

未来構想デザインコースの人たちへのメッセージ

今興味あるものに取り組んでください。それは明日そして未来の自分を変えることになります。その感覚を楽しんでほしいです。諦めず、しかし違うと思ったら勇気を出して引き、小気味よく動くことをお勧めします。「これは」と思うものに出会うには、試行錯誤するしかないと思います。多くのアルゴリズムも試行錯誤します。瞬時に最適な解を出せる問題はわずかです。つまり、情報科学的にも、良い解に出くわすには試行錯誤を繰り返さないといけない問題が多いと言っているわけです。これが自然の摂理なのでしょう。

インタビュー・編集:佐藤広武、栗田大夢、牛尾桜(未来構想デザインコース学生)