尾方義人先生

2021.5.7

未来構想デザインコース担当教員へのインタビューです。

研究内容を教えてください

私の研究内容はデザインの方法論についてです。私は九州芸術工科大学(現・九州大学芸術工学部)の卒業生で、大学に勤める前はデザイナーとして働いていました。今でもそういった実践的なプロダクトデザインはしているのですが、大学に勤めてからは、私が今までデザインしてきたさまざまなものを基に、デザインのスキルを修行させて教えるのではなく、方法として教えていきたいということで、デザインの方法論に関する研究をするようになりました。

尾方先生にとっての未来構想デザインコースとは

私は、未来構想デザインコースの学生さんがやりたいことを、生徒と教員でデザインの方法を共有しながら実現していくことになると思っています。未来構想デザインコースに所属している先生方は、さまざまな分野から集まっていて、新たな分野のデザインの研究をし始めています。また、未来構想デザインコースの学生さんは他コースに比べ幅広い分野の授業を履修することができるので、学生さんは幅広い分野の中から自分の興味分野を学んで、最終的には学生さんのやりたいことを実現していく。実現のために必要なスキルは、様々な分野の各教員と話し合いながら身に着けていく。そういった、自分の実現したいことを軸とした学びが得られるコースだと思います。

研究内容と未来構想デザインコースとの関連性

私は、方法論を研究しているので、例えば模型をどう作るかだったり、図面をどう描くかだったりの方法を教えることになりますが、未来構想デザインコースではそうしたスキルだけではなく、より幅広く表現や設計についてトレーニングするための授業を行います。ただ、かっこいい模型を作りましょうとか、うまく絵を描きましょうということではなく、どうして下手、上手と分けられるのか、どうして言葉じゃなくて図で書いた方が良いのか、といったところまで踏み込みます。これらを理解できていると、企画書を書きやすく、伝えやすくなったり、頭の中で考えていることを見える形で二次元に表せられたりします。

未来構想デザインコースを志望する人へのメッセージ

未来構想デザインコースの新入生の中で、「人と違うことをしたい」って言っている子が何人かいましたが、私は未来構想デザインコースにとってはそれがすごく大事な観点だと思います。なぜなら、自分のやりたいことを見つける上で「人と違う見方をしよう」というスタンスは、とても大切だと思うからです。ですから、そうした意識や考え方とやる気を持っていてくれたら、技術、知識、経験に関しては「任しとけ!」って感じで、生徒さんの実現したいことに合わせて教えていこうと思っています。

インタビュー・編集:山田悠介、金依寧、村本りずむ(未来構想デザインコース学生)